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砂漠化


砂漠とは、ご存知のとおり砂の海ですが、砂漠化した土地というのは、

必ずしもこのような砂の海になっているわけでありません。

砂漠化とはもともとは植生のあった土地が、

人間の生活や自然の影響によって荒れ、

植物の育つことのできない不毛の土地になることをいいます。

砂漠化は乾燥地、半乾燥地、乾性半湿潤地に目立って起こっており、

サハラ砂漠の南側のサヘルや、中東諸国、

中国の西北部で急激に進行しており、

また、北アメリカやオーストラリアでも進行しています。


砂漠化の主な原因は人為的な森林伐採や放牧、灌漑と、

自然による風食や水食です。

また気候変動による干ばつや洪水を引き起こす地球温暖化や、

森林に被害を与えるオゾン層破壊や酸性雨も

砂漠化を進行させている原因となります。

現在、地球上の陸地面積のおよそ1/4の地域で砂漠が進行しており、

これらの地域がすべて砂漠化すると、

砂漠化面積は現在の3倍になるといわれています。


砂漠化の原因の8割以上は人為的な作用によるものです。

しかし、森林伐採や放牧、灌漑が

砂漠化を進行させることには間違いありませんが、

これらは人々の生活のために長い間おこなわれていたことであって、

生命を維持するための程度であればこれほどまでには

問題になることはなかったはずなのです。

毎年、日本の本州の3割程度の面積が砂漠化していますが、

ここまで砂漠化の進行が速まったのは、人口増加に加え、

これら人々が生活のためにおこなっていた林業や牧畜、農業が

商業的におこなわれるようになったからだと思います。

現在の人間の営みは自然の限界をはるかに超えています。


本来、植物と土と水というのは、相互に保ち合う関係にあります。

植物は土に根をはり、土を流れにくくし、

土はその保水力で水分を保ち、植物に養分も与える。

水は植物の成長に不可欠であるし、土にも潤いを与える。

こういったサイクルが、人為的な営みによって崩されています。

植物が刈り取られると、

その土地は風食や水食の影響を受けやすくなってしまい、

風食や水食により土が減ると、それだけ水分を保つ力が衰える。

水分を保つことのできない土は、

さらに風食や水食の影響を受けやすくなり、

植物も育つことができなくなります。

このような悪循環が砂漠化の速度を速めています。


砂漠化している土地というのは、

もともとは人間が生活に使っていた土地です。

それが不毛の地になるということは、

人間が有効利用できる土地が減るということです。

つまり砂漠化が進行するということは、

農業や牧畜をおこなえる土地が減るということですから、

その先にあるのは食糧危機です。

先進諸国が、海外の安い食糧を輸入し、

それを大量に廃棄しているという現在の状況は

非常に危険な状況なのです。


※風食とは土が風で削られてしまうこと。

※水食とは雨で土が流されてしまうこと。






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